単純に摂取カロリー>消費カロリーだと、がむしゃらに運動するだけでは効率の良いダイエットはできません。運動の種類・運動レベル・運動量の3点にも着目しましょう。
運動の種類
運度には有酸素運動と無酸素運動があります。有酸素運動のウォーキングやランニングの際に消費されるエネルギーは主に体脂肪から捻出されます。
一方、無酸素運動の筋トレの際に消費するエネルギーは主に炭水化物です。
有酸素運動だけすれば良いというわけでもありません。筋トレを総合的に見ると大きなメリットが2つあるのです。
痩せやすい体になる
運動をしていなくても筋肉がつくとエネルギーが多く消費されるようになり痩せやすい体質になります。有酸素運動だけでは運動の時間以外はエネルギーが消費がされにくくなります。
引き締まった体を作ることができる
ただ、やせ細ってしまうのではなく筋肉を付けることでメリハリのある引き締まった体を作りやすくなります。(女性の場合は起伏のあるお尻、男性は胸板のある引き締まった体。)
痩せやすい体を作り、筋肉を増やすには?
運動レベル(強度)も筋肉を増やすために大切です。
筋肉量を増やすポイントの1つとして、少しずつ重りの負荷と回数を上げていく方法があります。
例えば20kgのスクワットを10回3セットできたら、3~4日後にスクワットをする場合、同じ20kgでも回数を増やして12回3セットを行う。
または重量を2.5kg増やし、22.5kgで10回行うなど、前回の重量、または回数を少しずつでも超えていくことが筋肉を増やすために重要となります。運動も食事と同じで、自分がどの種目を何kgで何回やったのかをメモしておくこともおすすめです。
※メモはめんどくさいですが、やる以上の効果はあります。また、トレーナーに相談するときも実際に正しい運動をしているのかどうか判断してもらいやすくなります。